睡眠=健康

2014/05/26

 人生のうち睡眠に費やす時間は約三分の一から四分の一、人生80年とすると25年から20年は眠り続けていることになります。「惰眠を貪る」という言葉があるように、眠ること=無駄なこと、という捉えられ方もしますが、睡眠は人間が生きていく上で欠かすことのできないものです。

睡眠には2種類

【レム睡眠】

 体は眠っているが脳は覚醒に近い状態にある睡眠。

【ノンレム睡眠】

 レム睡眠以外の比較的深い眠りの状態をノンレム睡眠といいます。細胞の新陳代謝を高めたり、免疫力を強化する活動がノンレム睡眠の時間に行われています。

ノンレム睡眠の豆知識

 ノンレム睡眠の時には、筋肉の活動は休止していませんが、脳は休息状態になります。大脳の活動が休息状態に入るため「脳の眠り」とも言われています。居眠りはノンレム睡眠といわれており、短時間でも居眠りすると頭がスッキリするのは、ノンレム睡眠によって脳が休息できた証拠です。

良い睡眠をとる方法

①睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分。

 体内時計には個人差があり、季節や加齢によっても睡眠時間は変化します。日中の生活に支障がなければそれがあなたの睡眠時間です。


②刺激物を避け、寝る前には自分なりのリラックス法を見つけましょう。

 ベッドに入る前から逆算して4時間前以降はカフェインを摂らない。1時間前にはタバコを吸わない。音楽や、入浴でリラックスする。


③眠たくなって床に就く、就寝時刻にこだわりすぎない。

 就寝時間が近づいてきたからもう寝なければっ!と思うのはダメ!!眠気がない状態で無理に寝ようとするとかえって頭を覚醒させてしまいます。


④同じ時刻に毎日起床。

 「早寝、早起き」という言葉がありますが、これにとらわれすぎないこと!「早寝」というキーワードは忘れて「早起き」に専念し、体内時計をリセットしましょう。


⑤光の利用でよい睡眠。

 朝一番の光の情報が体内時計の中枢のリセットを促します。起床したらカーテンを開けて網膜に光情報を取り入れましょう。夜は間接照明がおすすめです。


⑥規則正しい3度の食事規則的な運動習慣。

 食事はきちんといただきましょう。からだの臓器にある体内時計のリセットにつながる朝食は重要です!!運動習慣もプラス。


⑦昼寝をするなら15時前の20~30分。

 日中に眠気を感じたら、レム睡眠までにいたらない短い睡眠をすることがポイント。30分以上の睡眠はかえって脳の働きが抑制され、夜の睡眠にも影響する。


⑧眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに。

 専門医の指導のもとであれば睡眠薬服を必要以上に恐れることはありません。アルコールとの併用は厳禁。




 arucoでは利用者様の生活リズムを把握し、このような睡眠のアドバイスも行っております。運動と休息は表裏一体であり、arucoで規則正しい生活リズムを定着させ、適度な運動で良い睡眠をとることができます。

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