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骨盤底筋体操で尿もれを防ぎましょう
2018/03/25
3月の下旬になりました。暖かくなり、桜が綺麗に咲いてるのを見ると春になったなと感じる季節です。
さて、今回お伝えするのは尿もれについてです。尿もれは寒い時期に起きやすいと言われておりますが、気温以外にも骨盤底の筋肉がゆるんでしまったり弱くなったりすることで起きると言われております。
特に、腹圧性尿失禁は、咳やくしゃみをしたときに起きる尿もれであり、このタイプの尿もれは50歳以降に起こりやすく、60歳ごろがピークとなります。
また、寒さのピークを過ぎて、花粉の飛散が多くなったこの時期、くしゃみやせきが多く出てしまい、特に注意したい尿もれが前述した腹圧性尿失禁です。今回は、この腹圧性尿失禁を改善する骨盤底筋体操と言われるものをご紹介します。
骨盤底筋体操
(1)まず、お尻の穴、膣の穴に意識を集中します。
(2)お尻の穴を締める感じで、力を入れてください。
(3)この動作をゆっくり1分かけて行ったり、1分間に何回もすばやく行ったりします。
(4)1回10分程度継続し、それを朝と夕方など毎日時間をきめて実施します。
骨盤底筋体操による腹圧性尿失禁の改善効果については、数多くの研究があり、副作用もなく効果的であることが証明されて、推奨されています。
男性にも効果がある骨盤底筋体操
男性について考えると、これらの筋肉は、勃起、オルガスム、射精にも重要な働きをします。男性泌尿器科では前立腺がんの手術後の方にのみ、骨盤底筋体操を指導してきましたが、これからはすべての男性に対して、上述した働きを向上する目的で骨盤底筋体操を教育し、普及させる価値があると言われております。
さいごに
arucoでは日常生活ではなかなか使うことがない衰えた筋肉を鍛えることができるように、様々なトレーニングメニューを準備しております。尿漏れ予防をぜひ、arucoで実践してください。